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卒業後初仕事⇒初BWV106🫶TMK第15回定期演奏会

waonmusic0611

 タイトルだけでどのくらい私の嬉しさが伝わってるだろう💭笑

 まず、「卒業した直後にコンサート出演の予定がある」というだけで学部を卒業しただけの私にとっては本当に有り難いお話で。しかもそれが、リコーダー奏者にとってはなんとも特別なカンタータであるBWV106 "Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit"の1stリコーダーだなんて、運が良いにもほどがあると言いたくなるような機会だったのです。 

 

 会場は埼玉県志木駅にある志木聖母教会。初めて行った瞬間から響きの良さを予感させるような天井の高さと石造りの壁面で、内装の綺麗さを伴って本当に素敵なところでした。

 高校生の時にドイツに旅行に行き、たまたま見学に入ったミサの音楽に圧倒されたのを思い出します。あの感覚をずっと浴びていたら、キリスト教信者でなくとも何かしら神聖なものを感じてしまう気がします。

 

 私は藝大在学中にバッハカンタータクラブという部活に所属していて、カンタータを演奏する機会には恵まれていた(リコーダーがない曲は合唱でアルトとして乗っていました)のですが、教会で演奏する機会は多くはなかったので、改めて教会で演奏することの特別さを実感したのでした。

 BWV106といえばリコーダー2本のユニゾンがとーっても難しい曲の一つと言えるくらいのタイトな曲です。

 今回私がお声かけして快く2ndを引き受けてくださった大塚照道さんは私よりもちろん先輩でいらっしゃって、的確なアドバイスをくださり音程合わせにも時間を惜しまず付き合ってくださり、本当に頭が上がりません、、

 また、ソリスト・器楽の皆様に関しても本当に本当に素晴らしい面々でした。造形の深さや対応力、何もかもが私を遥かに凌駕する方々で、刺激は十二分でした。笑


  人生で一度しかない「初めて」をこの演奏会で奪ってもらえたことは、私の人生においてもかけがえのない思い出になることでしょう。

 11月はなんだか忙しくなりそうな予感がしているので、体調には気をつけてグイグイ前に進みたいものですね🕊️



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